ワイヤー矯正でここまで変わる:八重歯のお悩みを改善した症例

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院
2026.06.03

ワイヤー矯正でここまで変わる:八重歯のお悩みを改善した症例

「八重歯が気になる」「歯並びをきれいにしたい」
——こうしたご相談はとても多いです。
今回は、抜歯でスペースを確保し、ワイヤー矯正でしっかり歯を動かしていった症例をご紹介します。

 

今回の主訴(患者さんのお悩み)

「八重歯が気になる。歯並びを綺麗にしたい。」というご相談でした。

 

治療前後の比較

 

治療前は上下ともにスペースが足りず八重歯になっていましたが、治療後は歯並びが整い、口元もすっきりしました。八重歯もなくなり、とても喜んでいただけました。
歯並びをきれいに整えるためには「歯が並ぶスペースがあるかどうか」がとても重要になります。
スペースが足りない場合、無理に並べようとすると歯が前に押し出されてしまったり、噛み合わせが崩れてしまうことがあります。

治療後、後戻りを防ぐために、上下の前歯の裏側に固定用の細いワイヤーをつけています。
また、夜の時間だけ使用するマウスピースも作成してあります。

治療中(部分的に装置がついた状態)

下の歯には全体的にワイヤーがつき歯を並べています。

上の歯は八重歯の位置が高く装置に強い力がかかってしまうため、まずは奥歯だけに装置を取り付けています。

上顎にはインプラントアンカーが固定源として使われています。

 

治療中(全体に装置がついた状態)

上下に太いワイヤーが入り、抜いた部分のスペースもだいぶ閉じてきました。

噛み合わせ、歯の並び、前歯の見え方など全体的に確認しながら仕上げていきます。

 


治療方針

今回は 不正咬合(噛み合わせや歯並びが理想的な位置からずれている状態)と判断しました。
このケースでは、歯が並ぶスペースが足りないため 抜歯でスペースを確保 し、そのスペースを使って八重歯の改善と前歯を下げる(前歯の位置を整える)ことを目指しました。今回は抜歯を含んだケースのため、ワイヤー治療を提案させていただきました。

そして、スペースを使って前歯を下げる治療では、奥歯が前に動いてしまう(固定源が負けてしまう)ことがあります。
そこで今回は インプラントアンカー(小さなネジのような装置で、歯を動かすための“固定”に使います)を使用して、奥歯が前に来ないように固定源をしっかり作りました。

 


ワイヤー矯正について

メリット

  • 幅広い歯並びに対応しやすい(細かい歯の動きまでコントロールしやすい)
  • 装置がついている間は、基本的に「つけ忘れ」が起きにくい(つけ外し式ではないため)
  • 状況に応じてゴムなどを使い、噛み合わせも含めて調整しやすい

デメリット

  • 装置の周りに汚れがたまりやすく、むし歯・歯肉炎(歯ぐきの炎症)のリスクが上がるため、ケアがとても重要です
  • 装置が当たって口内炎ができたり、調整後に痛み・違和感が出ることがあります
  • 食べ物が挟まりやすい/着色しやすいなど、日常生活で気になる場面があります
  • 見た目が気になる方もいます(※装置の種類によって目立ちにくくすることも可能です)

※どの矯正方法が合うかは、歯並びの状態・治療ゴール・ライフスタイルによって変わります。

 

インプラントアンカーを使用するのはどんな時?

インプラントアンカーは、矯正で歯を動かす時に「動かしたくない歯(固定源)」をしっかり固定したいケースで使います。
たとえば、次のような場面です。

  • 抜歯スペースを使って前歯を大きく下げたい(前歯を後ろに移動させたい)時
  • 奥歯をできるだけ前に動かしたくない(奥歯の位置を守りたい)時
  • ゴムかけなどだけでは固定が足りず、計画通りに歯を動かしにくいと判断した時

※小さなネジを歯ぐきに固定して使用します。違和感が出ることはありますが、治療計画を安定させるための大切な選択肢になります。


治療内容(材料・術式)・詳細

項目 内容
主訴 八重歯が気になる。歯並びを綺麗にしたい。
年齢・性別(任意) 20代女性
治療期間 約1年半
治療内容 ワイヤー矯正、インプラントアンカー

  • 抜歯によるスペース確保
  • ワイヤー矯正で歯列を配列
  • インプラントアンカーを固定源として使用

※治療内容(材料・装置の詳細)は、症例ごとに最適なものを選択します。

治療費用 検査:3万円

装置代:100万

保定装置:6万円

消費税:別途

リスク・副作用 矯正により歯茎が下がってしまう可能性があります。

矯正後、後戻り(歯並びが戻ること)してしまう可能性があります。

※治療後は 保定(ほてい)(歯並びを安定させるための期間)と、定期的なチェックがとても大切です。

 

よくある質問(FAQ)

Q. 抜歯は必ず必要ですか?

A. 歯が並ぶスペースが足りない場合、歯を無理に並べようとすると前歯が前に出たり、噛み合わせが不安定になることがあります。今回のようにスペース不足が大きいケースでは、抜歯でスペースを確保する方が仕上がりと安定性の面で有利なことがあります(必要性は検査・診断で決まります)。

Q. マウスピース矯正では難しいのですか?

A. 歯の動かし方(大きく下げる動き・細かなコントロールなど)によっては、ワイヤー矯正の方が計画通りに進めやすいケースがあります。今回はワイヤーが適していると判断しました。

Q. 治療中の痛みはありますか?

A. 装置の調整後などに、数日ほど痛み・違和感が出ることがあります(感じ方には個人差があります)。必要に応じて痛み止めの使用や、ワックス等での調整を行います。

Q. むし歯や歯周病が心配です。

A. ワイヤー装置の周りは汚れが溜まりやすいため、むし歯・歯肉炎のリスクが上がります。歯磨き方法の確認や、定期的なクリーニング・チェックが重要です。

Q. 矯正後に後戻りしますか?

A. 後戻りの可能性はあります。そのため、矯正後は保定装置を使用し、定期的に経過を確認して歯並びを安定させていきます。

Q. 費用は変わることがありますか?

A. はい。治療計画や装置内容、追加処置の有無などで変わる場合があります。詳細は検査・診断後にご案内します。

 

まとめ

八重歯や歯並びのお悩みは、見た目だけでなく、噛み合わせや清掃性(歯磨きのしやすさ)にも関わってきます。スペースが不足している場合は、抜歯や固定源(インプラントアンカー)を含めて、無理のない計画を立てることがポイントです。
ケースによってマウスピース矯正・表側ワイヤー矯正・裏側ワイヤー矯正など、装置の選択が可能です。

当院には矯正医が3名、口腔外科専門医が2名在籍しており、難しいケースにも対応可能です。
矯正相談はいつでも受け付けておりますので、桶川市で矯正歯科をお探しの方は、ぜひアズ歯科までお気軽にご相談ください。

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