ホワイトニングWhitening
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ホワイトニングとは?
ホワイトニングについて
ホワイトニングとは、黄ばんだ歯を漂白し、白くて美しい歯に仕上げる治療法のことです。
人の歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経の3層構造になっていますが、このうち象牙質は黄みがかった色をしています。
象牙質の黄ばみは、外側からのアプローチだけでは解消できません。そのため、歯の内部を漂白するホワイトニングによる治療が必要なのです。

歯が黄ばむ原因
歯の表面には様々な着色成分が付着しています。特に黄ばみの原因として挙げられるのは、お茶やコーヒーに含まれるポリフェノール類と呼ばれる色素やタバコのヤニ(タール)などです。
これらの色素が歯の表面に付着し、歯の汚れや着色の原因となり、やがて歯が黄色く見えるようになります。
クリーニングとの違い
ホワイトニング | 歯の内部を漂白する治療法 |
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クリーニング | 歯の表面の汚れを落とす治療法 |
上記の通り、ホワイトニングもクリーニングも、どちらも歯をきれいに白くするための治療法なので混同しやすいですが、実は異なる治療法なのです。
クリーニングは、表面医付着しているお茶やコーヒー、そしてタバコの汚れを除去することはできますが、象牙質の黄ばみを解消する効果はありません。これがホワイトニングの有用性です。
さらにホワイトニングには、着色汚れがつきにくくなるといった研究結果も報告されています。
きちんと歯磨きしているのに歯の黄ばみが取れないという場合や、着色汚れを防ぎたい場合は、ホワイトニングによる漂白を行うことをおすすめします。

ホームホワイトニングに
ついて
ホームホワイトニングとは?
「ホームホワイトニング」は、歯科医院に何度も通わずに自宅でできるホワイトニングです。もちろん自宅以外でも、道具と材料があればどこでも行うことが可能です。
マウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着することで、自分のタイミングで歯を白くすることができるという点が特徴です。

ホームホワイトニングの
メリット
一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受ければ、自分のタイミングでいつでもできることがメリットです。そのため仕事などが忙しくて歯医者さんに通えないという方に人気があります。
さらに、マウスピースと薬剤があればホワイトニングの終了後に定期的に使用することで色の維持が可能です。
また、オフィスホワイトニングと比べて色素の分解が細かくなるため、色戻りまでの期間が長い(=色持ちが良い)と言う点がメリットの1つです。ゆっくり時間を掛けて白くすることで、歯の表面荒れも抑えることができ、透明感のある自然な仕上がりになります。
ホームホワイトニングの
デメリット
マウスピースの着用時間が使用薬剤によって異なりますが、1日1回30分以上が目安となりますので、自分で行うことが面倒だと感じる方には向いていないかもしれません。
さらにホームホワイトニングをした直後は飲食物の色を吸収しやすい時間があり、白以外の色の付いた飲食物・タバコなどは数十分から数時間我慢する必要(飲食制限)があります。
また、歯科医師の手を使わず個人で使用ができるよう低濃度の薬剤を使用するため、オフィスホワイトニングに比べると1回の装着時間が長く、満足できる白さになるまで期間が長くなる傾向にあります。
ホームホワイトニングの流れ
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Step 1
- カウンセリング
- 患者様のご希望をお伺いします。どの歯が気になるのか、どれくらいの色にしたいのか。 そこから、患者様の生活スタイルによって使用方法を検討します。
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Step 2
- 治療計画・費用などの提案
- ホワイトニングの具体的な治療法、金額、期間、リスク、注意事項などを細かく説明させていただきます。無理に治療スタートすることはありませんので、カウンセリングだけで終了されても問題ございません。
-
Step 3
- マウスピース作製
- 歯型を取り、患者様に合ったマウスピースを作製します。その後、完成したマウスピースを患者様の口に合わせ、必要であれば調整します。また、使用方法を説明し薬剤もお渡しします。その時点での歯の色の確認や使用前の写真を撮影します。
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Step 4
- 治療スタート
- 毎日約30分以上は、マウスピースを着用しホームホワイトニングができる時間を確保していただきます。
また、約1~2週間程度で来院していただき色の変化や使用感を確認します。希望の色まで変化していなければ継続して使用していただきます。患者様の満足する時点まで継続後、写真を撮影し使用前後を比較し、終了します。
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Step 5
- 治療後
- 治療後は定期検診に通っていただきます。定期的な検診時に歯の色の変化が起こっていないか確認します。変化の程度や希望によって薬剤を追加で購入していただき再度使用することも可能です。
オフィスホワイトニングに
ついて
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングは、専用の薬剤とライトを使って歯科医院で行うホワイトニングです。
ホームホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用するため、一度の施術で白さの実感が期待でき、ホームホワイトニングよりも短期間で効果を実感できるといわれています。
当院では、1回1時間の施術時間で、計2回行います。

オフィスホワイトニングのメリット
高濃度の薬剤と特殊なライトを使って施術するため一回の治療で高い効果を得ることが可能です。また、歯科医院で行うため、資格を持った専属の歯科衛生士によるプロの治療を受けることができます。
これにより自分だけでやる際の不安を解消することができ、ムラなく仕上がります。また、事前に虫歯や歯周病などのチェックを受けることができ、自分では見つけられなかった病気を早期に発見・治療をスタートすることが可能です。
オフィスホワイトニングのデメリット
使用する濃度が高いため、個人差はありますがしみることがあります。短期間で白くできますが、元の色に戻る(後戻り)になりやすい傾向がございます。
オフィスホワイトニングの流れ
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Step 1
- カウンセリング
- どの歯が気になるのか、どれくらいの色にしたいのか、患者様のご希望をお伺いします。
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Step 2
- 治療計画・費用などの提案
- ホワイトニングの具体的な治療法、金額、期間、リスク、注意事項などを細かく説明させていただきます。無理に治療スタートすることはありませんので、カウンセリングだけで終了されても問題ございません。
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Step 3
- 治療スタート
- 資格を持った専属の歯科衛生士が治療を行います。治療前に色の確認と写真を撮影します。専用の薬剤を歯の表面に塗り、機械を用いて歯に光を照射し色の変化を促します。これを何度か繰り返し、歯の表面をコーティングして終了です。1回の処置全部で2時間ほどかかります。
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Step 4
- 仕上がり確認
- 色が落ち着いてくるまで約1週間程度かかります。色が落ち着いてきたら仕上がりの色を確認し、治療前後の写真を比較します。患者様のご希望の色になっていれば治療終了となり、さらなる白さを追求されたい場合は、再ホワイトニングいたしますので、お気軽にお申し付けください。
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Step 5
- 治療後
- 治療後は定期検診に通っていただきます。定期的な検診時に歯の色の変化が起こっていないか確認します。変化の程度や希望によって薬剤を追加で購入していただき再度使用することも可能です。
デュアルホワイトニングに
ついて
デュアルホワイトニングとは?
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用するホワイトニングです。まずオフィスホワイトニングを行い1段階白くしてから、ホームホワイトニングで少しずつ色を調整していきます。
当院では、先にホームホワイトニングを1週間ほど行い下地を作ってからオフィスホワイトニングを行なっています。これにより効果がしっかりと出せ、長持ちします。

デュアルホワイトニングのメリット
デュアルホワイトニングでは、ホームとオフィスそれぞれが持つ欠点を補い合うことができます。
ホームホワイトニングには、即効性の低さというデメリットがあり、オフィスホワイトニングには、持続性の低さというデメリットがあります。デュアルホワイトニングでは、これらの欠点を補い合うことで、即効性が高く長持ちするホワイトニングを実現することが可能です。
デュアルホワイトニングのデメリット
デュアルホワイトニングのデメリットは、費用が高くなってしまう点です。
ただ、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせることにより歯を白くするまでの期間を短縮できたり、色の後戻りまでの期間を延長したりすることができますので、費用のトータルにそれほど差は出てこない場合がほとんどです。
ウォーキングブリーチに
ついて
ウォーキングブリーチとは?
ウォーキングブリーチとは、外傷や大きな虫亜などによって神経がなくなった歯が変色した場合に行うホワイトニング法です。
歯の中に高濃度の漂白剤を入れて、内部から歯を徐々に白くします。

ウォーキングブリーチのメリット
ホワイトニング剤を封入して長時間ホワイトニングを行うことができるため、変色がひどい歯でも白くすることができます。また、2〜3回ほどで白くなるため、1本あたりの費用を安く抑えることが可能です。
ウォーキングブリーチのデメリット
ホワイトニング剤を完全に密封して治療を行うため、歯の根の治療(根管治療)が不十分だった場合、痛みが生じる場合があります。 そのため、当院ではまず歯の根の状態に問題がないか、きちんと精密検査を行ったのちウォーキングブリーチを行います。
ウォーキングブリーチの流れ
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Step 1
- カウンセリング
- どの歯が気になるのか、どれくらいの色にしたいのか、患者様のご希望をお伺いします。
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Step 2
- 精密検査
- 以前受けている神経の治療に問題がないか、歯の内部で問題が起きていないか、などレントゲン撮影を用いて検査いたします。歯の内部や根に問題が認められた場合、ウォーキングブリーチに入る前に根管治療を行います。
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Step 3
- 治療スタート
- 歯の内部がキレイになっていることが確認できたら、専用の薬剤を封入し、ようやくウォーキングブリーチ開始です。多くの場合、歯の裏側から小さな穴を開け、そこから薬剤を流し込みます。その後裏側は仮の詰め物で封鎖します。
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Step 4
- 仕上がり確認
- 1週間程度経ったのち来院していただき、色・状態を確認します。まだ白くなっていない場合は、薬剤を交換します。通常2〜3回ほど繰り返します。希望の色まで変化した後、内部の薬剤を除去し、空いた穴に詰め物(樹脂製のプラスチック)を行います。
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Step 5
- 定期検診
- 治療終了後は、キレイになった歯をより長持ちさせるため、定期的に検診に来ていただきます。皆様のお口の状態がいつまでも良好なままキープできるように責任持ってサポートさせていただきます。
歯肉移植について
歯肉移植とは、歯茎が減って前歯などの露出が増えている場合に、別の場所から歯肉を移植して歯茎を増やす治療法です。
これにより歯茎のラインがキレイに整います。

歯茎が減る原因
歯茎が減る理由としては、歯磨きが強すぎて歯茎を傷つけてしまうことや、ひどい歯ぎしりにより歯を支える骨が減り、歯茎も減ってしまうこと、歯並びが悪いことなどが考えられます。
また、歯がない部分は周囲と比べ骨や歯茎が陥没してしまう傾向があります。
歯肉移植のメリット・デメリット
メリット | 歯茎の形を変えることができるため、見た目を改善することができます。汚れが溜まりやすい部分の改善が可能です。 |
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デメリット | 外科処置が必要ですので、治療箇所だけでなく移植する歯茎を採取した場所にも痛みが生じる場合がございます。 |