審美治療

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

濃い色の歯も白くできます

コロナが落ち着きマスクをはずす機会も増え、歯の色の相談に来られる患者さんが増えています。 歯の色と言っても ①お茶、コーヒー、タバコなどによる着色が原因のもの ②歯の色自体が変色してしまっているもの に分かれます。   ①の場合は歯科医院で専用の器具を使用しクリーニングすれば、着色が落ちるためきれいにすることができます。 ②の場合はクリーニングしても歯の色自体は変化しないため、白くはなりません。 白くするためにはホワイトニングを行う必要があります。 そのため、最初の状態がどちらかを正確に見極めて、治療方法の相談をする必要があります。   今回のケースです。 歯の色が気になるとのことで来院されました。 初診時の写真   歯の表面はきれいに磨かれており、着色はあまり付いていませんでした。 そのため、今回はホワイトニングが必要な旨を説明しました。   ホワイトニングの種類 ①オフィスホワイトニング 歯科医院で専用の薬剤と器材を使用して行うホワイトニングです。 短い期間で白くでき、医院で行うため楽に始めることができますが、行う回数分費用がかかってしまいます。   ②ホームホワイトニング 医院で型取りを行い、顎の大きさに合ったマウスピースを作成し、そのマウスピースと専用の薬剤を使用するホワイトニングです。 ゆっくりと白くなるため、時間がかかってしまうデメリットはありますが、何回も使用できるのと追加で薬剤を購入してもらえれば長期的に使用することができるので経済的です。   ③デュアルホワイトニング オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を取り入れる方法です。 短い期間でしっかりと白くできるのと、マウスピースが残るので定期的に行うことできれいな色を維持できます。   今回は相談の上、デュアルホワイトニングを行うことになりました。 流れとしては、まず1週間ホームホワイトニングを行なってもらい、オフィスホワイトニングを施術します。 同じ作業をもう1週間繰り返します。   処置前後で比較します。 処置前 処置後   全体的に明るくなったのがわかると思います。 口元が明るくなることで表情の印象も変わります。 ホームホワイトニングを続けていくことでもっと白くすることも可能です。   今回のようにホワイトニングしなくても、クリーニングのみできれいな歯の色に戻る場合もあります。 クリーニングのみであれば保険診療内での対応が可能です。 当院にはホワイトニングコーディネーターの資格を持つ衛生士が3名在籍しています。 お気軽にご相談ください。   よくある質問 ここで患者さんからよくある質問を挙げたいと思います。 Q:痛みは出ますか? A:処置後一時的に冷たいものがしみる症状が出る場合もありますが、時間の経過と共に落ち着いてきます。 Q:歯へのダメージになりますか? A:歯を削ったりするわけではなので、歯科医師の指示に従って使用してもらえれば心配はありません。 Q:期間はどれくらいかかりますか? A:オフィスホワイトニングは1日で効果を感じます ホームホワイトニングは2週間ほど使用するとしっかり効果を感じられると思います。 治療期間 2週間 治療費 ¥70,000 + tax 治療のリスク 一時的にしみる症状が出る場合がある。    

2026.07.01

ワイヤー矯正でここまで変わる:八重歯のお悩みを改善した症例

「八重歯が気になる」「歯並びをきれいにしたい」 ——こうしたご相談はとても多いです。 今回は、抜歯でスペースを確保し、ワイヤー矯正でしっかり歯を動かしていった症例をご紹介します。   今回の主訴(患者さんのお悩み) 「八重歯が気になる。歯並びを綺麗にしたい。」というご相談でした。   治療前後の比較 正面(治療前 / 治療後)   右側(治療前 / 治療後)   左側(治療前 / 治療後)   上顎(治療前 / 治療後)   下顎(治療前 / 治療後)     治療前は上下ともにスペースが足りず八重歯になっていましたが、治療後は歯並びが整い、口元もすっきりしました。八重歯もなくなり、とても喜んでいただけました。 歯並びをきれいに整えるためには「歯が並ぶスペースがあるかどうか」がとても重要になります。 スペースが足りない場合、無理に並べようとすると歯が前に押し出されてしまったり、噛み合わせが崩れてしまうことがあります。 治療後、後戻りを防ぐために、上下の前歯の裏側に固定用の細いワイヤーをつけています。 また、夜の時間だけ使用するマウスピースも作成してあります。 治療中(部分的に装置がついた状態) 下の歯には全体的にワイヤーがつき歯を並べています。 上の歯は八重歯の位置が高く装置に強い力がかかってしまうため、まずは奥歯だけに装置を取り付けています。 上顎にはインプラントアンカーが固定源として使われています。   治療中(全体に装置がついた状態) 上下に太いワイヤーが入り、抜いた部分のスペースもだいぶ閉じてきました。 噛み合わせ、歯の並び、前歯の見え方など全体的に確認しながら仕上げていきます。   治療方針 今回は 不正咬合(噛み合わせや歯並びが理想的な位置からずれている状態)と判断しました。 このケースでは、歯が並ぶスペースが足りないため 抜歯でスペースを確保 し、そのスペースを使って八重歯の改善と前歯を下げる(前歯の位置を整える)ことを目指しました。今回は抜歯を含んだケースのため、ワイヤー治療を提案させていただきました。 そして、スペースを使って前歯を下げる治療では、奥歯が前に動いてしまう(固定源が負けてしまう)ことがあります。 そこで今回は インプラントアンカー(小さなネジのような装置で、歯を動かすための“固定”に使います)を使用して、奥歯が前に来ないように固定源をしっかり作りました。   ワイヤー矯正について メリット 幅広い歯並びに対応しやすい(細かい歯の動きまでコントロールしやすい) 装置がついている間は、基本的に「つけ忘れ」が起きにくい(つけ外し式ではないため) 状況に応じてゴムなどを使い、噛み合わせも含めて調整しやすい デメリット 装置の周りに汚れがたまりやすく、むし歯・歯肉炎(歯ぐきの炎症)のリスクが上がるため、ケアがとても重要です 装置が当たって口内炎ができたり、調整後に痛み・違和感が出ることがあります 食べ物が挟まりやすい/着色しやすいなど、日常生活で気になる場面があります 見た目が気になる方もいます(※装置の種類によって目立ちにくくすることも可能です) ※どの矯正方法が合うかは、歯並びの状態・治療ゴール・ライフスタイルによって変わります。   インプラントアンカーを使用するのはどんな時? インプラントアンカーは、矯正で歯を動かす時に「動かしたくない歯(固定源)」をしっかり固定したいケースで使います。 たとえば、次のような場面です。 抜歯スペースを使って前歯を大きく下げたい(前歯を後ろに移動させたい)時 奥歯をできるだけ前に動かしたくない(奥歯の位置を守りたい)時 ゴムかけなどだけでは固定が足りず、計画通りに歯を動かしにくいと判断した時 ※小さなネジを歯ぐきに固定して使用します。違和感が出ることはありますが、治療計画を安定させるための大切な選択肢になります。 治療内容(材料・術式)・詳細 項目 内容 主訴 八重歯が気になる。歯並びを綺麗にしたい。 年齢・性別(任意) 20代女性 治療期間 約1年半 治療内容 ワイヤー矯正、インプラントアンカー 抜歯によるスペース確保 ワイヤー矯正で歯列を配列 インプラントアンカーを固定源として使用 ※治療内容(材料・装置の詳細)は、症例ごとに最適なものを選択します。 治療費用 検査:3万円 装置代:100万 保定装置:6万円 消費税:別途 リスク・副作用 矯正により歯茎が下がってしまう可能性があります。 矯正後、後戻り(歯並びが戻ること)してしまう可能性があります。 ※治療後は 保定(ほてい)(歯並びを安定させるための期間)と、定期的なチェックがとても大切です。   よくある質問(FAQ) Q. 抜歯は必ず必要ですか? A. 歯が並ぶスペースが足りない場合、歯を無理に並べようとすると前歯が前に出たり、噛み合わせが不安定になることがあります。今回のようにスペース不足が大きいケースでは、抜歯でスペースを確保する方が仕上がりと安定性の面で有利なことがあります(必要性は検査・診断で決まります)。 Q. マウスピース矯正では難しいのですか? A. 歯の動かし方(大きく下げる動き・細かなコントロールなど)によっては、ワイヤー矯正の方が計画通りに進めやすいケースがあります。今回はワイヤーが適していると判断しました。 Q. 治療中の痛みはありますか? A. 装置の調整後などに、数日ほど痛み・違和感が出ることがあります(感じ方には個人差があります)。必要に応じて痛み止めの使用や、ワックス等での調整を行います。 Q. むし歯や歯周病が心配です。 A. ワイヤー装置の周りは汚れが溜まりやすいため、むし歯・歯肉炎のリスクが上がります。歯磨き方法の確認や、定期的なクリーニング・チェックが重要です。 Q. 矯正後に後戻りしますか? A. 後戻りの可能性はあります。そのため、矯正後は保定装置を使用し、定期的に経過を確認して歯並びを安定させていきます。 Q. 費用は変わることがありますか? A. はい。治療計画や装置内容、追加処置の有無などで変わる場合があります。詳細は検査・診断後にご案内します。   まとめ 八重歯や歯並びのお悩みは、見た目だけでなく、噛み合わせや清掃性(歯磨きのしやすさ)にも関わってきます。スペースが不足している場合は、抜歯や固定源(インプラントアンカー)を含めて、無理のない計画を立てることがポイントです。 ケースによってマウスピース矯正・表側ワイヤー矯正・裏側ワイヤー矯正など、装置の選択が可能です。 当院には矯正医が3名、口腔外科専門医が2名在籍しており、難しいケースにも対応可能です。 矯正相談はいつでも受け付けておりますので、桶川市で矯正歯科をお探しの方は、ぜひアズ歯科までお気軽にご相談ください。

2026.06.03

「入れ歯がどうしても合わない」時のインプラント

「入れ歯がどうしても合わない」そんな時、奥歯のインプラントってどうなんですか? 左下に2本、右下に3本の歯を失い、入れ歯が合わずに悩んでいた方が、インプラントとセラミック(白い被せ物)でしっかり噛める状態を目指した症例です。 こんなお悩み、ありませんか? 「入れ歯を入れると、なんだか浮く感じがする…」 「噛むたびに動いてしまって、食事がしんどい…」 よくこういうお悩みで相談を受けます。 奥歯は“噛む力”の中心なので、合わない状態が続くと、食事のしにくさだけでなく、噛み合わせ全体のバランスにも影響しやすくなります。   今回の患者さんについても、主なお悩みは、入れ歯が合わないことでした。 以前入れ歯を使ったことはあるものの、違和感が強くて使わなくなった、という背景がありました。奥歯がない状態だと、どうしても前歯に負担がかかりやすくなります。 噛む力のバランスが崩れた状態が続くと、歯並びの変化や、噛んでいる歯への悪影響、顎の症状につながる可能性があります。 初診時の状態 下顎の写真 右下に2本、左下に3本の欠損がある状態です。 奥歯がない状態のため基本的には前歯で噛んでいる状態です。この状態が長い期間続くと、歯並びの変化や噛んでいる歯への悪影響、顎の症状などが出てくる可能性があります。   今回の治療計画は、このような流れとなります。 歯がない部分の骨の状態をCTで確認し、それに基づいてインプラントの治療計画を立てます。 治療方針の説明と見積もりを提示し、同意を得てから処置に移行します。 処置後、インプラントが安定するまで3ヶ月ほど経過観察を行います。 その後、被せ物(セラミック)の作製を行います。 まずは、レントゲンで歯がない部分の骨の状態をCTで確認していきます。   治療前レントゲン   左右奥歯に歯が欠損している状態です。 上の歯との噛み合わせのバランスを考え、左に2本、右に3本埋入する計画です。   インプラント埋入後レントゲン 患者さんと相談し、タイミングをずらし2回に分けてインプラントを埋入した後のレントゲンです。       治療中:下顎(仮歯の状態) 左右にインプラントを入れた後、3ヶ月程度骨との結合を待ちます。その後、型取りなどを行い、仮歯が入った状態です。   治療中:左側(仮歯の状態) 左右にインプラント入れた仮歯の状態です。 この状態で噛み合わせに問題がないか、清掃性に問題がないか、大きさに問題がないかなどを確認しつつ経過観察をします。 その後、仮歯の形を参考にし最終的な被せ物を作製していきます。   治療後:下顎(セラミック交換後) できるだけ周りの歯の色も参考にして作製してあります。   治療後:左側(セラミック交換後) セラミックに交換してある状態です。 結果として、違和感なく左右の奥でしっかり噛むことができ、食事も楽しくなったと喜んでいただけました。 よくある質問(Q&A) Q:インプラントって痛いですか? A:インプラント手術後に腫れ、痛みを伴う可能性がありますが、痛みは鎮痛剤でコントロールできる程度。腫れは2日ほどで引いてくることがほとんどです。 Q:治療期間はどれくらいですか? A:今回の症例では約5ヶ月です。 Q:インプラントのリスクはありますか? A:腫れや痛みの可能性のほか、インプラントが歯周病になる可能性があります。   項目 内容 治療期間 5ヶ月 治療費 合計 185万円(税別) ・手術費用 5万円 ・インプラント本体 100万円 ・アバットメント、被せ物費用 75万円                                       ・仮歯 5万円 治療のリスク 手術後に腫れ・痛みの可能性/インプラントが歯周病になる可能性 主訴 左下に2本、右下に3本喪失。以前入れ歯を使っていたが合わず、相談のため来院 年齢・性別(任意) 50代女性 症状(診断名) 入れ歯が合わない、他の治療方法相談したい 治療内容 インプラント、セラミック いかがでしたか? 「入れ歯が合わなくてつらい」「しっかり噛めるようにしたい」と感じている方は、まずは今の状態を確認するところから一緒に進めていきましょう。 当院には口腔外科専門医も2名勤務しており、他院で難しいと言われたケースの対応も可能です。お気軽にご相談ください。

2026.05.27

出来るだけ早く歯を白くしたい方へ

「写真を撮った時に歯の黄ばみが気になる…」 「大事な予定があるから、できるだけ早めに白くしたい…」 そんなお悩みで来院される方、実はとても多いんです。 今回は オフィスホワイトニング(歯科医院で行うホワイトニング)を2回行い、満足のいく白さになった症例をご紹介します。 初診時の状態 初診時は「歯の色が気になる」というご相談でした。 着色(歯の表面の色素沈着)や歯石もあったため、まずは虫歯などの問題がないか全体のチェックを行い、その後クリーニングをしました。   今回の治療方針(「短期間で白くしたい」に合わせて) まずは、虫歯や治療が必要な部分がないかを検診で確認します。 そしてホワイトニングの効果を高めるために、全体のクリーニングを行います。 ホワイトニングには大きく分けて オフィスホワイトニング(医院で行う) ホームホワイトニング(ご自宅で行う) があります。主な違いについては下記の通りです。 オフィスホワイトニング(歯科医院で行うホワイトニング) 歯科医院で、歯の表面に専用の薬剤を塗布し、光を当てるなどして短時間で白さの変化を出していく方法です。 (※薬剤の種類や進め方は歯の状態に合わせて調整します) メリット 短期間で変化を実感しやすい(大事な予定が近い方に向いています) 歯科医師・歯科衛生士が管理するので安心(しみやすさなども確認しながら進められます) 色ムラが出にくいように調整しやすい   デメリット(注意点) 一時的にしみることがある(処置後〜数日) 後戻り(色の戻り)が起こる可能性がある(着色のつきやすさや生活習慣で個人差があります) 希望の白さによっては複数回が必要な場合があります   ホームホワイトニング(ご自宅で行うホワイトニング) ご自宅で、ホワイトニング用のマウスピースに薬剤を入れて装着し、少しずつ白さを積み上げていく方法です。 「時間をかけて自然に白くしたい」「自分のペースで進めたい」という方に向いています。   メリット ご自宅で自分のペースで続けられる 白さの調整がしやすい(「あと少しだけ」など微調整がしやすい) 色の後戻りが気になる方のメンテナンスにも活用しやすい   デメリット(注意点) 効果が出るまでに時間がかかる(すぐ白くしたい方には不向きなことがあります) 装着時間など自己管理が必要(続け方で効果に差が出ます) しみる症状が出ることがある(出た場合は使用方法を調整します)   どちらが向いている?(簡単な目安) 「近々イベントがある」「短期間で変化がほしい」 → オフィスホワイトニングが向きやすい 「自分のペースで白くしたい」「白さを維持したい」 → ホームホワイトニングが向きやすい 実際には、歯の色・詰め物の有無・しみやすさ・目標の白さによっておすすめが変わります。   今回は「できるだけ短い期間で変化がほしい」というご希望があったため、オフィスホワイトニングで対応しました。 治療過程 オフィスホワイトニング 1回目 処置時間は約1時間です。しっかりと白くなりました。 痛みやしみる症状はほとんどありませんでした。 「もう少し白くしたい」ということで、2回目を行うことになりました。 オフィスホワイトニング 2回目 前回から1週間程度あけて処置を行いました。 満足のいく白さになりました。   よくある質問(Q&A) Q:ホワイトニングってしみますか? A:処置後に一時的に歯がしみる可能性があります。気になる症状が出た場合は、我慢せずにお声がけください。 Q:白さはずっと続きますか? A:長期的に見ると、色が後戻りする可能性があります。生活習慣や着色のつきやすさによっても変わるため、メンテナンスも含めてご相談いただけると安心です。 Q:どのくらいの期間で変化が出ますか? A:今回はオフィスホワイトニングを2回行い、約1ヶ月の期間で希望の白さに近づけました。ご希望の白さ・現在の歯の色によって回数は変わります。 治療の詳細 項目 内容 主訴 歯の色が気になる。大事な予定があるため早めに白くしたい。 年齢・性別(任意) 30代男性 治療期間 1ヶ月 治療内容 オフィスホワイトニング 治療費用 ¥20,000 × 2回 + 消費税 リスク・副作用 処置後一時的に歯がしみる可能性がある。長期的に見ると色が後戻りする可能性がある。 最後に ホワイトニングは「歯を削らずに、見た目の印象を変えたい」という方にとても人気の治療です。 事前のチェックやクリーニングをしっかり行うことで、よりきれいに仕上げやすくなります。 いかがでしたか? 当院にはホワイトニングコーディネーターの資格を持つ衛生士が複数在籍しております。 それぞれの希望に合ったプランを提案します。 お気軽にご相談ください。

2026.05.15

銀歯を白くしたい…セラミックインレーで自然にきれいにできるって知っていますか?

「できるだけ白いものに変えたい」そんなご相談から始まった症例です 「銀歯が目立つからきれいにしたいな…」 「できるだけ白いものに変えたいな…」 こんなふうに感じたことはありませんか? 今回の患者さんも、まさに同じお悩みで来院されました。 昔に治療した銀歯が複数入っていて、見た目だけでなく「中が虫歯になっていないかな?」という不安もあったそうです。 お口の状態を写真で見てみます 治療前(上顎) 治療前の上顎の写真です。複数の古い銀歯(インレー)が入っていて、審美面と健康面の両方からやり直しを希望されている状態でした。 治療開始(右上からスタート)   右上から治療を開始し、銀歯を除去して治療を進めていきます。 この症例では、仕上がりを自然にするために歯の色(シェード)もしっかり記録していきます。 歯の色(シェード)確認 セラミックは「白ければ良い」というより、周りの歯と色が合っていることがとても大事なんです。 色見本を使って、患者さんの歯の色を確認・記録していきます。 この情報を技工士さん(歯を作る専門家)と共有することで、より自然な色に近づけやすくなります。 どうして銀歯のやり直しが必要になることがあるの? 銀歯は長く使えているように見えても、 金属の変形により、境目から段差ができて汚れがたまりやすくなる 中で虫歯が進んでしまうことがある どうしても見た目が気になる といったお悩みにつながることがあります。 「ただ、ここで差が出てくるのです。」 やり直すなら、見た目だけでなく精度(適合)も大切にした治療を選ぶことで、再発リスクを下げやすくなります。 今回の治療の流れ レントゲン撮影や口腔内チェックを行い、状態を確認します 材料と費用面をご相談し、治療方針を決めます 銀歯を除去し、必要があれば虫歯をしっかり取り除きます 精密な型取り(かたどり)を行います 色見本を使って歯の色(シェード)を確認し、写真で記録します 技工士さんと情報共有し、セラミックを作製します 調整後に装着して完成です 今回の修復は「セラミックインレー(詰め物)」で行いました。 治療後の写真です 左上の装着後 装着後の写真です。歯の色と調和が取れていて、自然な形で仕上がっています。 パッと見た時の印象が違いますよね。 左上の装着後(上顎) 左上の装着後の写真です。違和感が少なく、自然に馴染んでいます。 治療終了後 治療終了後の写真です。全体的にきれいな仕上がりで、患者さんにもとても喜んでいただけました。 よくある質問(Q&A) Q:セラミックって、銀歯より長持ちしますか? A:お口の状態や噛み合わせ、ケア状況によりますが、適合(ぴったり合っているか)を大切にして作製・装着することで、長く使える可能性が高まります。また、表面がツルツルしているため汚れがつきづらく虫歯のリスクが下がることで長く使える可能性があります。 Q:治療は痛いですか? A:麻酔を使用して行います。治療後にしみたり違和感が出ることもありますが、状況に合わせて調整します。 Q:白さは選べますか? A:はい。周りの歯と自然に合うように色見本で確認し、写真記録も使って色調を合わせていきます。 Q:費用はどれくらいですか? A:今回のケースでは「セラミックインレー 1本 5万円」です(状態により内容は変わります)。 治療の詳細 項目 内容 治療期間 3ヶ月 治療費 合計 35万円(税別) ・セラミックインレー 5万円 7本 主訴 銀歯が目立つからきれいにしたい。できるだけ白いものに変えたい。 症状(診断名) インレー(銀歯)不適合 治療内容(材料・術式) セラミックにて修復 治療方針 レントゲン撮影や口腔内チェック→材料と費用面の相談→銀歯除去→虫歯除去(必要時)→精密な型取り→色見本で色調記録・撮影→技工士と情報共有→セラミック作製→調整後に装着 リスク・副作用 処置後しみる可能性がある。装着後に噛み合わせの調整が必要な場合がある。 最後に 銀歯が気になっている方の中には、「白くしたいけど、どれが自分に合うのかな?」と迷っている方も多いと思います。 いかがでしたか? 見た目をきれいにするだけでなく、今後も長く使っていけるように状態を見ながらご提案しますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

2026.04.25

前歯が出ているのが気になるなら

抜歯とスクリューを活用した本格ワイヤー矯正で、口元の印象が大きく変わった症例をご紹介します はじめに 「上の前歯が出ていて、口元が気になる…」 「下の歯がガタガタしていて、笑うときについ手で隠してしまう…」 こんなお悩みをお持ちの方、じつは少なくないんです。 歯並びが気になっていても、「矯正って何年もかかるんでしょ?」「抜歯が必要って聞くと怖い…」と、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。 今回は、上の前歯の突出と下の前歯のがたつきを主訴に来院された患者さんの、ワイヤー矯正の治療経過をご紹介します。 治療前の状態 まずは治療前のお口の中の写真です。   治療前・正面の写真 前方から見ると、上の前歯が前に出ているのが分かりますね。いわゆる「出っ歯」の状態です。それにより下の前歯が隠れてしまっている状態です。   治療前・左側の写真   治療前・右側の写真 横から見ると、上下の前歯の位置関係がよりはっきりと分かります。上の前歯がかなり前方に出ていますね。   治療前・下顎の写真 下の歯並びを見ると、前歯にがたつき(叢生)があるのが確認できます。歯が重なり合って並んでいる状態ですね。   治療前・上顎の写真 上の歯並びも確認していきます。これから治療を進めていくにあたって、この状態がスタート地点になります。 治療方針について 今回のケースでは、前歯をしっかり後ろに下げる必要がありました。 そのためには、歯を動かすスペースを確保しなければなりません。相談の結果、上の前から4番目の歯を抜歯して、スペースを作る方針になりました。 また、矯正の方法としては、マウスピース矯正とワイヤー矯正がありますが、今回のように前歯をしっかり下げたいケースでは、ワイヤー矯正のほうが向いていると考えます。 さらに、前歯を確実に後方へ引っ張るために、**上顎にスクリュー(矯正用のアンカースクリュー)**を使用しました。スクリューとは、小さなネジのような装置を骨に一時的に埋め込んで、歯を動かす際の固定源にするものです。これにより、効率よく前歯を後ろに引くことができます。 ワイヤー装着の様子 いよいよ矯正装置をつけていきます。 まずは上顎から装置をつけて行きます。   ワイヤー装着後・正面の写真 正面から見た、ワイヤーを装着した状態です。ここからいよいよ歯が動き始めます。   ワイヤー装着後・左側の写真   ワイヤー装着後・右側の写真 左右それぞれの側面です。ブラケットにワイヤーが通っているのが見えますね。   ワイヤー装着後・上顎の写真 上顎に装置とスクリューが装着された状態 上の前から4番目の歯を抜歯し、上顎に入れたスクリューとワイヤーを繋いで、前歯を後ろに引っ張っていきます。これが今回の治療のポイントになります。   治療中の経過 治療が進んでくると、少しずつ変化が見えてきます。   治療中・正面の写真 正面から見て、前歯の位置が変わり始めているのが分かりますね。   治療中・左側の写真   治療中・右側の写真 左右からも確認すると、上の前歯が少しずつ後方に下がってきているのが見えます。   治療中・上顎の写真 抜いたスペースが少なくなってきているのがわかると思います。   治療中・下顎の写真 前歯のがたつきはほぼ改善されています。 この段階では、上の歯は抜歯済みで後方に動かしながら、下顎にも装置が装着されました。上下同時に歯並びを整えていきます。 治療後の状態 そして、約2年の治療を経た結果がこちらです。   治療後・正面の写真 パッと見た時の印象が違いますよね。前歯の出っ張りが改善され、歯並びがきれいに整っています。   治療後・左側の写真   治療後・右側の写真 横から見ても、上下の前歯の位置関係がしっかり改善されているのが分かります。治療前と比べると、口元の印象がかなり変わりましたね。   治療後・上顎の写真 上顎の歯並びも、抜歯したスペースがきれいに閉じて、整った歯列になっています。 治療後・下顎の写真 下顎のがたつきもしっかり改善されていますね。治療前にあった歯の重なりがなくなり、きれいなアーチ状に並んでいます。 よくある質問 Q. ワイヤー矯正は痛いですか? A. ワイヤーを調整した後、2〜3日程度は歯が動く際の痛みを感じることがあります。ただ、多くの方が徐々に慣れていきますし、痛みが強い場合は痛み止めで対応できますので、ご安心ください。 Q. マウスピース矯正ではダメだったのですか? A. 今回のケースのように、前歯をしっかり後方に下げたい場合は、ワイヤー矯正のほうが向いている場合があります。症状によって最適な方法は異なりますので、どちらが合っているかは診察時にご相談いただければと思います。 Q. 抜歯は必ず必要ですか? A. すべての矯正治療で抜歯が必要になるわけではありません。ただ、前歯を大きく後ろに下げたい場合は、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要になることがあります。抜歯の有無は、お口の状態を見て判断していきます。 Q. スクリュー(アンカースクリュー)は痛くないですか? A. 埋入時は麻酔をしますので、処置中の痛みはほとんどありません。処置後も大きな痛みはなく、日常生活に支障をきたすことはほぼないです。治療が終われば取り外しますので、ご安心ください。 Q. 治療期間はどのくらいかかりますか? A. 今回のケースでは約2年でした。歯並びの状態や治療の内容によって期間は変わりますが、ワイヤー矯正の場合は1年半〜3年程度が目安になります。 担当歯科医師からのコメント 今回のケースでは、上の前歯の突出と下の前歯のがたつきという、複合的な症状に対してワイヤー矯正で対応しました。 前歯をしっかり後方に下げるためには、抜歯でスペースを確保し、スクリューを固定源として利用することがとても有効です。マウスピース矯正も優れた治療法ですが、大きな歯の移動が必要なケースでは、ワイヤー矯正のほうが確実にコントロールできることが多いんです。 矯正治療は見た目の改善だけでなく、噛み合わせの改善にもつながります。歯並びでお悩みの方は、みなさんが治療法を選択するときの参考にしていただけたらと思います。 治療の詳細 項目 内容 主訴 上の前歯が出ていて口元を下げたい、下の前歯のがたつき 治療内容 ワイヤー矯正(上下)、抜歯、アンカースクリュー使用 治療期間 約2年 治療費 合計 99万円(税別) ・検査 3万円 ・治療費 90万円 ・保定装置 6万円 治療のリスク 歯の移動に伴う痛みや違和感、後戻りの可能性、装置の接触による口内炎などができる可能性。     最後に いかがでしたか? 「前歯が出ている」「歯並びがガタガタ」というお悩みは、ワイヤー矯正でしっかり改善できるケースが多いんです。 矯正治療に興味はあるけれど、「自分の場合はどうなんだろう?」と気になっている方は、ぜひ一度アズ歯科桶川院までお気軽にご相談ください。 患者さんお一人おひとりのお口の状態に合わせて、最適な治療法をご提案させていただきます。

2026.04.07

マウスピース矯正 約半年でこんなにキレイに

はじめに 「前歯のがたつきが気になるけど、矯正ってなんだか大変そう」そう思っている方、実はとても多いんです。特に上の前歯が重なっていたり、少し口もとが出ているのが気になったり。でも、ワイヤーを付けるのは抵抗があるし、歯を抜くのも怖い。 今回ご紹介するのは、まさにそんなお悩みを持って相談に来られた患者さんの症例です。 抜歯をせず、マウスピース型の矯正装置(インビザラインGO)を使って、約半年で治療が完了しました。 患者さんのお悩みと治療方針 この患者さんは、上の前歯のがたつきが一番気になるということで来院されました。加えて、「口もとを少し引っ込めたい」というご希望もありました。カウンセリングでは、大きく口もとを下げる場合には抜歯も選択肢になることをお伝えしました。 ただ、患者さんご自身が「抜歯はせずに、できる範囲で治したい」とのご希望でしたので、その方針で進めることになりました。 治療前後の比較写真 正面 Before After 治療前は上の前歯にがたつき(叢生)が見られますね。歯が重なり合っていて、歯並びのラインが乱れている状態です。 治療後は前歯のがたつきが改善され、きれいなアーチになっていますね。パッと見た時の印象がだいぶ違いますよね。 右側 Before After 治療前は横から見ると、前歯の凸凹がよく分かりますね。 治療後は横から見ても、歯の並びが整っているのが分かります。 左側 Before After 治療前は左側からも右側と同様に、歯の重なりが確認できます。 治療後は、右側と同様にきれいに並んでいますね。 上顎 Before After 治療前は上から見ると、前歯部分のアーチが乱れているのが分かりますね。 治療後は上から見ると、前歯部分のアーチがきれいに整っているのが一目で分かります。 下顎 Before After 治療後は下の歯並びも整った状態です。歯が後戻りしないように、前歯の裏側を保定装置(リテーナー)で固定しています。約半年の治療期間で、ここまで変わりました。患者さんもとても喜んでくれました。 治療の詳細 主訴 上の前歯のがたつき(叢生)、口もとの突出感 症状 上顎前歯部の叢生(歯の重なり) 治療内容 IPR(歯間削合)+インビザラインGO(マウスピース型矯正装置) 治療期間 約6ヶ月 治療費用 合計 59万円(税別) ・検査 3万円 ・治療費 50万円 ・保定装置 6万円 治療のリスク・副作用 歯の移動に伴う痛みや違和感、IPRによるしみ、後戻りの可能性、マウスピースの装着時間不足による治療期間の延長 治療内容 今回の治療では、以下の方法を組み合わせました。 IPR(ディスキング) IPR(InterProximal Reduction)とは、歯と歯の間をごくわずかに削って、歯を動かすためのスペースを作る方法です。削る量は少しなので、歯への影響はありません。抜歯をしない代わりに、このIPRでスペースを確保しました。 インビザラインGO インビザラインGOは、前歯を中心とした部分的な矯正に特化したマウスピース型の矯正装置です。透明なマウスピースを装着するので、見た目もほとんど気になりません。取り外しができるので、食事や歯磨きもいつも通りできるのが大きなメリットです。 担当歯科医師からのコメント 噛み合わせの観点から、理想的に治すのであれば別の治療方法もあったかと思います。 ただ、今回は患者さんの「抜歯はしたくない」「できる範囲で治したい」というご希望を最優先に考えました。結果として、前歯のがたつきはしっかり改善でき、患者さんにもとても満足していただけました。 矯正治療はさまざまな方法がありますが、大切なのは患者さんのご希望と、実現できる範囲のバランスをしっかり話し合うことだと考えています。「完璧を目指す治療」だけが正解ではなく、患者さんが納得して、満足できる治療を一緒に見つけていくことが大切です。 みなさんが矯正治療を考える際の参考にしていただけたらと思います。 よくある質問 Q:マウスピース矯正は痛いですか? A:ワイヤー矯正に比べると痛みは少ないと言われています。新しいマウスピースに交換した直後は少し締め付けられる感じがありますが、数日で慣れる方がほとんどですね。 Q:治療中、周りの人に気づかれますか? A:インビザラインは透明なマウスピースなので、ほとんど気づかれません。接客業の方にも安心して使っていただけます。 Q:食事のときはどうすればいいですか? A:マウスピースは取り外しができますので、食事のときは外していただきます。食事制限はありません。食後に歯磨きをしてから、再度装着していただく流れです。 Q:治療後、後戻りしませんか? A:矯正治療後は、歯が元の位置に戻ろうとする力が働きます。そうならないようにするためにも、保定装置(リテーナー)をしっかり使っていただくことが大切です。 Q:インビザラインGOと通常のインビザラインの 違いは何ですか? A:インビザラインGOは、前歯を中心とした軽度〜中等度の歯並びの乱れに対応した部分矯正です。対応できる範囲は限られますが、そのぶん治療期間が短く、費用も抑えられるのが特徴です。 最後に いかがでしたか?「歯並びが気になるけど、大がかりな矯正は避けたい」という方にとって、インビザラインGOは一つの選択肢になるかもしれません。 歯並びのお悩みは人それぞれです。まずはお気軽にご相談ください。患者さんのご希望に合わせた治療方法を、一緒に考えていきましょう。

2026.03.25

ホワイトスポットは削らずに治せます

歯の白斑、白濁(ホワイトスポット)が気になりますか?   むし歯ではないのですが、 前歯なんかは目立ちますし、気になりますよね。   そもそも白濁とは何なのか。   初期むし歯で生じることもあるのですが、 前歯の目立つところの白濁は、 ほとんどがエナメル質形成不全とよばれる状態です。   歯の表面のエナメル質が正常に作られなかったため結晶構造が変化し、光の散乱が起こるため白く濁ったように見えるのです。     こちらの患者さんは、 前歯のホワイトスポットが気になる、治したいというご希望がありました。     この赤マルで囲った部分にホワイトスポットを認めます。 痛みはなく、審美的な改善をご希望されておりました。   ホワイトスポットの治療法として、 ホワイトニングも一つの選択肢となります。 ホワイトニングを行い、ホワイトスポット以外の歯の明度を上げることで目立たなくするものです。     また、コンポジットレジン修復という方法もあります。 ホワイトスポットの部分を削って白い材料を用いて穴を埋めます。 深い白斑や、帯状のホワイトバンドと呼ばれる状態でも対応可能ですが、歯を切削する必要があります。     そして、今回ご紹介したい治療法が、 Icon®️(アイコン)という材料を用いるものです。 もともとは、むし歯の進行を予防するシーラント材として開発されました。 現在ではむし歯予防よりも、審美的な治療に用いるニーズが高くなってきている製品です。     実際の治療を見てみましょう。 先ほどのホワイトスポットがある歯にラバーダムというゴムのシートをかけて、 処置部位に唾液がついたり、口腔内に材料がかかるのを防ぎます。     エッチング処理を施します。 青く見えるのがエッチング材です。 むし歯治療で詰め物をする時にもよく使用されるものです。     エッチング材を水で洗い流します。 歯の表面を酸処理することで、エナメル質に材料が入り込むようになります。 ここから低粘度のレジンを塗布します。     処置後の写真です。 ホワイトスポットが見えなくなりました。 治療の前後を見比べてみましょう。     治療前 治療後   Icon®️を用いることで、歯を削らずにホワイトスポットを消すことができました。 歯を削らないため、痛みもありません。   ホワイトスポットの深さや範囲によってIcon®️が適さない場合もあるため、 すべての方におすすめできるわけではありませんが、 気になる方はぜひ一度ご相談ください。       治療期間 1日 治療費 ¥22,000(税込) 治療のリスク ホワイトスポットが消えない可能性がある

2026.02.22

ホワイトニングからのCRで白い歯を手に入れる

①全体的に白くしたい ②前歯の古い詰め物を治したい   というお悩みで来院された患者さんです。   白くしたい場合、まず思い浮かぶのは、そう、   ホワイトニングですよね。     ただ、もう1箇所、この赤いマルで囲まれた部分をよーく見ていただくと、   ここに古い詰め物がついていて、変色しているのがわかります。   おそらく以前むし歯になって治療されたのだと思いますが、 コンポジットレジン(CR)という樹脂製の材料を使用されているようです。   この材料は、むし歯治療で使用されている材料なのですが、 時間経過とともにどうしても吸水して色が変わってしまうのです。   それが気になるのであれば、 ホワイトニングをしても、自分の歯ではないので白くなりません。     それではどうしたらいいのか。   そこだけ詰め物をやり直すしかないのです。     ただし、 自分の歯をまた大きく削るわけではないのでご安心ください。   古くなった詰め物を削りとった後で、 接着面の歯質を一層削って、 再度コンポジットレジンで詰め直すのです。     それでは実際の治療を見てみましょう。     真正面だけでなく、   横から見たり、   噛む面から見たりと、この詰め物の状態をよく確認します。 また、   レントゲンでも詰め物の奥で再びむし歯になっていないか等、 色以外にほかに問題点がないか検査が必要です。 今回はとくに問題ありませんでした。   ただ、古くなった詰め物は、 歯との接着面も劣化している可能性があるため、 一度除去して詰め直すことはむし歯対策として有効です。     患者さんは全体的に歯を白くしたいというご希望があるので、 まずはホワイトニングをします。   ドイツのVITA社のシェードガイドという色見本を用いて、この患者さんの歯の色を確認します。 A3という日本人の標準的な色合いであることがわかりました。     こちらがホワイトニング後の写真です。 A1という色と同じくらい歯が白くなりました。   するとどうでしょう。 古くなった詰め物の色が最初よりも、より際立ってしまっているのがわかります。   見比べてみましょう。   ホワイトニング前 ホワイトニング後   どうでしょうか。 より詰め物が茶色く見えてイヤですよね。   ただし、このような場合、まずはホワイトニングを先にするのです。   その理由は、 ホワイトニングをしてどれくらい白くなるかはやってみないとわからないからです。   コンポジットレジンはさまざまな色が用意できるので、 好みの色に詰めることができるのですが、   ホワイトニングは各患者さんの歯の質によって、 白くなる結果に差が出てくるのです。   なので、 先にとても白いコンポジットレジンにしたけど、 ホワイトニングをした自分の歯はそこまで白くならなかった、 なんてことになると大変ですよね。   そうならないように、 先にホワイトニングを進めていくことが多いのです。     あとは、この前歯の端っこの古くなったコンポジットレジンを、   削りとって、   新しい白いコンポジットレジンで詰め直します。 どうでしょうか。   それぞれの段階で見比べてみましょう。   治療前 ホワイトニング後 コンポジットレジン後   詰め物を新しくした後は全体が白くなって、かつ、前歯のところも違和感がないですよね。   今回のように、 「全体を白くしたいし、気になる詰め物もやり直したい」   というお悩みをお持ちの患者さんはじつは結構いらっしゃいます。   気になっている方はぜひ一度ご相談ください。   治療期間 1ヶ月 治療費 ¥33,000(税込) 治療のリスク 時間が経つと色が後戻りする可能性がある

2025.11.12

目立たない入れ歯

歯を失ってしまった場合の治療方法には ブリッジ、入れ歯、インプラントが考えられます。 口の中の状況、残っている歯の本数、費用などにより、どの治療が1番適しているかが変わってきます。 特に複数本の歯を失っている場合、ブリッジが適用できない場合があります。 その際に選択できるのが、入れ歯かインプラントになります。   インプラントはしっかり噛むためにとても良い治療方法だと考えますが、 金額がかかってしまう 外科処置が必要なため全身状態が不良な人にはリスクがある 治療期間がかかる などのデメリットがあります。   そういったことを考慮して入れ歯を選ぶ患者さんもいらっしゃいます。   今回は入れ歯の相談で来院された患者さんです。 元々、入れ歯を使用していたが、歯にかける金具が見えるのが気になるとの事です。 治療前の口腔内写真です。   下の歯は2本のみ残存しており、その部分に入れ歯をかけている状態でした。   正面から口元を見ると、歯にかけている入れ歯の金具があるのが分かります。   今回は歯の本数が少ないため、ブリッジを選択することができないのと、治療期間、金額の面を考慮し目立たない入れ歯を検討することになりました。 通常、保険の入れ歯では金具を使用する必要があります。 そのため、金属を使用しない保険外の入れ歯、ノンクラスプデンチャーをおすすめしました。     ノンクラスプデンチャーとは歯茎の色に近い特殊な樹脂を使用します。 利点 柔軟性があり、フィット感が高いため違和感が少なくなる。 入れ歯が歯を包み込む設計のため、周囲の歯に負担をかけづらい。 入れ歯の下に食べ物などの汚れが入りづらい。 金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がない。 審美的である。   欠点 保険外治療のため費用がかかる。 歯の状況によって適用できない場合がある。   同意を得て、治療に移ります。 保険外専用の材料を用い、精密な型取りを行います。 そして歯と歯茎の形に合わせた入れ歯を作成していきます。 ケースにもよりますが、 型取り→咬み合わせの記録採取→試適→完成といった流れで進みます。 4−5回の来院が必要になることが多いです。   完成し装着した状態の口腔内写真です。   口元の写真です。 金具を使っていないため、入れ歯を装着しているのが外から見ても分かりづらいと思います。 審美面のみではなく、入れ歯の下に食べ物が入りづらく、硬いものもよく噛めると患者さんに大変喜んで頂けました。 患者さんのお口の状態によって、ブリッジ、インプラント、入れ歯の中で1番適した治療方法は異なると考えています。 一人一人の患者さんとしっかりとお話しをした上で治療方法を検討していきます。 お気軽にご相談ください。   よくある質問 ここで患者さんからよくある質問を挙げたいと思います。 Q:入れ歯はすぐ作れますか? A:残っている歯の状態が問題なければすぐに型取りを行い、作成可能です。ただし、治療が必要な歯があれば、まずその歯の治療を行った上で型取りをする必要があります。 Q:痛みが出ますか? A:新しい入れ歯を装着する際には歯茎に当たって痛い場合があります。また、長期的に使用していくと歯茎の形も変化してくるため痛みが出ることもあります。その際は入れ歯の調整をすれば痛みを取り除くことが可能です。 Q:メリット、デメリットを教えてくだい。 A:メリット:周囲の歯を削らない。治療期間が短く済む場合がある。        デメリット:違和感がある。噛む力があまり発揮できない。材料にもよるが審美面に影響が出ることがある。   治療期間 1ヶ月 治療費 ¥150,000 + tax 治療のリスク 材料が欠けてしまう可能性がある。 長期的に使用すると調整が必要な場合がある。      

2025.10.03
AS DENTAL CLINIC.
日本歯科医療評価機構

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