桶川の歯医者 [ アズ歯科桶川院 ]

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歯周病との判別が必要な根管治療

歯茎の腫れを主訴に来院された患者様です。

他院で歯周病が原因と指摘され歯石除去などの歯周病治療を続けていたが改善せず、当院に来院されました。

レントゲン写真、CT撮影、歯周病検査を行い、原因を調べます。

歯周病検査にて、左下奥歯の歯周ポケットの数値が8mmあり、歯周病が原因の可能性も考えられます。

また、レントゲンから確認すると、以前、歯の神経近くまで虫歯治療を受けていた可能性があります。

神経ギリギリまで虫歯が存在した場合、虫歯自体はしっかり取り切っていても、虫歯の菌がすでに神経内部に侵入してしまっている可能性があります。

そうすると神経が菌に感染しダメになってしまいます。

 

原因を特定し診断するため、追加でCT撮影を行います。

3方向から見た画像です。

下の奥歯の周囲が黒く抜けているのが分かるでしょうか。

通常歯の根は骨に覆われているため、根の周囲が白く見えます。

この部分は菌により骨が溶けてしまい骨の硬さが弱くなることでレントゲンで黒く見えてきています。

この状態になっていると神経を取る治療、根管治療が必要になります。

 

歯周病に関しては親知らずが影響して、歯周ポケットが深くなってしまっている可能性が高いと考えられます。

将来的に親知らずの抜歯をおすすめしました。

 

CTで根の形を確認しながら、ラバーダムとマイクロスコープを使用し根管治療を行いま

す。

治療前後で比較します。

根の周囲が白くなってきているのが分かると思います。

根管治療がうまくいき、骨が再生してきている状態です。

ここまで来れば、あとは被せ物を作製し歯が割れたりしないように補強して終了です。

 

歯の痛み、腫れは単純な虫歯だけではなく、歯周病や根の状態によっても起こります。

また、周囲の組織や神経などが影響して痛みを感じる場合もあります。

そのため、診断がとても難しく原因の特定がなかなかできないケースもあります。

診断がつかないと、正確な治療ができずどんどん状況が悪化してしまう可能性があります。

当院では通常のレントゲンでは分からない場合にCT撮影を行い正確な診断、原因の特定に努めています。

また、根の形はとても複雑で根管治療はとても難易度の高い治療です。

治療したからといって必ず治るわけではありません。

当院では根管治療の際、治療の精度をあげるため、再発を防ぐため、基本的に全てのケースでラバーダムとマイクロスコープを使用しています。

それでも、なかなか治らないケースもあります。

根管治療にならないよう、まずは虫歯を作らないことが大切です。

気になるところがなくても定期的な健診をおすすめします。

 

治療期間 2ヶ月
治療費  保険診療
治療のリスク 歯が弱くなり割れてしまう可能性がある

 

桶川の歯医者【アズ歯科 桶川院】年中無休


日付:  カテゴリ:根管治療, 症例集

 

 

 

セラミックって本当にいいの?

皆さんはセラミックにどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「自費診療、白い歯、キレイ、割れやすい、etc.」

人それぞれあると思いますが、私たちが患者さんから耳にする声はこのようなところです。

 

セラミックとは、虫歯治療の際に使う、かぶせ物の材質の種類の一つです。

「良い物だろうとは思うけど、値段が高いイメージ」

という声もよく聞きます。

 

では、虫歯治療において、かぶせ物に求められることは何でしょうか。

 

それは、

虫歯により失われた歯の形を回復し、再び歯として機能させることです。

 

虫歯により欠損した範囲の大小により、最適な修復材料を選択するのですが、

保険治療のかぶせ物としては現在、金銀パラジウム合金という金属を用いた、いわゆる銀歯、もしくは、CAD/CAM冠と呼ばれる白い歯(プラスチック)を選択することができます。

 

いずれも型を取り、模型を作ったら、技工士さんに発注して、出来上がった物をかぶせるのですが、先述のセラミックとは一体何が違うのでしょうか。

 

①二次虫歯の予防

「虫歯治療したはずの歯がまた虫歯になってしまった」

という経験をお持ちの方も今、この記事を読まれているかもしれません。

 

 

残念なことですが、虫歯を治療してかぶせ物をしても、その歯が再び虫歯になることは珍しくありません。

むしろ大人の虫歯治療は、一度治療された虫歯の再発というケースのほうが多いのです。

 

 

なぜ再発してしまうのかというと、

・そもそも一度虫歯になってしまっているということは虫歯菌が溜まりやすい部分だということ

・精度が低く接着も十分でないかぶせ物をしてしまっているとより虫歯菌が溜まりやすくなってしまうこと

などが挙げられます。

その点においてセラミックは、表面性状がよく(ツルツルしているということ)虫歯菌が溜まりづらいことや、歯との接着に優れており、接着部位の隙間ができにくいことから、保険治療のかぶせ物よりも虫歯の再発が少ないとされます。

 

②キレイが長持ちする

セラミックは透明感があり、元の歯の色や質感を再現するのに優れています。

保険治療の白いかぶせ物は主な成分がプラスチックでできているため、経年的に艶がなくなり、くすんだ色になったり、黄色く変色しやすいという欠点があります。

また、金属の被せ物をしていると、歯や歯ぐきに金属の色が沈着してしまい、黒ずみができてしまうこともあります。

 

③強度、耐久性に優れている

今回紹介するジルコニアというセラミックは、人工ダイヤモンドとも呼ばれ、その強度は保険の白いかぶせ物の4倍以上です。

その強度の高さから、1本のかぶせ物から広範囲のブリッジまで幅広い症例に適用することが可能です。

「セラミックは割れると聞いたから」

というイメージは従来のセラミック治療をされていた方のお話だと思います。

現在広く応用されているジルコニアというセラミックは、噛む力が強い方でも安心してお使いいただけます。

また、保険の白いかぶせ物は割れやすいだけでなく、すり減りやすいという欠点もあります。

すり減ると歯が平らになってしまい、咀嚼効率が落ちるだけでなく、噛み合わせが不安定になり、歯ぎしりの原因にもなるのです。

歯の形を回復して長期的に維持するためには、セラミックの強度は一つの大きなメリットになるのです。

 

 

いかがでしたか?

ちなみに上記の写真はある患者さんの二次虫歯を削ってセラミック治療をした際の写真です。

パッと見てどの歯がセラミックだったか、わかりましたか?

 

これから虫歯を治療するのに、その歯を再び治療する日が来るなんて考えられる方は少ないのではないでしょうか。

しかし、私たち歯科医が日々目にしている患者さんの多くは、一度治療したはずの虫歯が再発しているという問題を抱えられています。

そのようなことがないように精度の高い治療を、そのためにより長持ちするセラミックをかぶせ物として選択することを検討されてみてはいかがでしょうか。

 

治療期間 2ヶ月
治療費  ¥80,000 + tax
治療のリスク 歯を削る必要がある

 

 

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日付:  カテゴリ:審美治療, 症例集

 

 

 

ワイヤー矯正(全顎)

歯並びの改善のために行う矯正治療ですが、現在ワイヤー矯正、マウスピース矯正、部分矯正、裏側矯正など様々な種類が存在します。

しかし、どの治療方法でも理想的に治るわけではなく、患者様の歯並びによって、動かしたい歯によってそれぞれ適した治療方法があります。

マウスピース矯正が得意とする歯の動かし方やワイヤー矯正が得意とするもの。

矯正前の検査と診断によってどれが一番適切な治療方法か見極めていくことが大切です。

 

今回は歯並びの相談で来院された患者様のケースです。

上下とも歯並びのがたつきが大きく、見た目の問題だけではなく歯磨きも難しいため、虫歯や歯周病のリスクも高い歯並びになっています。

矯正相談を行い希望されたため検査に移行しました。

検査の結果、歯を並べるスペースが少なく口元の改善も考えると抜歯してワイヤー矯正で治すのが1番適切と考えました。

マルチブラケット装置と呼ばれる歯の表面に装置を固定し、そこにワイヤーを通して力をかけることで歯が動くものを使用します。

 

その旨を説明し、同意を得たため治療を開始していきます。

まず奥歯に装置を入れるため、ゴムを装着し歯を動かします。

この状態で印象(型取り)を行い、装置を作製します。

装置が入るのと同じタイミングで抜歯を行い、矯正用のゴムで前歯を後ろに引いていきます。

ゴムを交換し、八重歯の位置を改善していきます。

治療を継続していくと少しずつ並んできているのが分かると思います。

治療終了時の写真です。

とても綺麗な歯並びになっていると思います。

歯ブラシも当てやすくなり予防効果としてもとても良い結果になりました。

 

治療前後で比較します。

矯正治療は期間と金額がかかるのと抜歯が必要な場合など、治療に踏み切るか迷う方が多いと思います。

ケースによっては抜歯など大掛かりな治療をしなくても治る場合もありますし、治療後に得られる結果を考えるととても良い治療だと考えます。

アズ歯科桶川院には矯正専門医が2名在籍し、口腔外科専門医、歯科医師、歯科衛生士と連携し総合的な治療をおこなっております。

お気軽にご相談ください。

治療期間 2年
治療費  ¥990,000 + tax
治療のリスク 治療後に歯の後戻りが起きる可能性がある

 

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日付:  カテゴリ:症例集, 矯正治療

 

 

 

インプラント + 骨造成(GBR)

右上の前歯の治療相談で来院された患者様です。

他院では抜歯し、その後はブリッジでの治療方法をすすめられたそうです。

レントゲン写真で状態を確認します。

右上の前歯の根の周囲にレントゲンで黒い像が確認できます。

下の画像の赤い部分です。

この部分は菌によって骨が弱くなってしまっている状態です。

根の治療で治すには病巣の範囲が広く完治は難しいこと、根管治療で治らなければ根の先を切断する外科処置である歯根端切除術が必要なことを説明しました。

患者様は抜歯になった場合、両隣の歯を削るブリッジに抵抗があり、そこも迷っているとのことでした。

歯根端切除を行うと、根の周囲の骨も一部削除してしまうため将来的にインプラントが難しくなる可能性もあります。

そういったことを含め相談し、抜歯しインプラントで進めていくことになりました。

抜歯後、歯茎と骨の治癒を待ちCT画像で骨の状態を確認します。

抜歯した部分を横から見た断面図です。

計測すると骨の厚みは3.5mm程度です。

インプラントのポジションを決まるため、シュミレーションしていきます。

太さ3mmほどのインプラントで理想的な位置に置いてみると、インプラントの一部が骨から露出してしまうことが予想できます。

その場合将来的にインプラントが骨から脱落してしまう可能性が高くなります。

そのため、インプラントするには骨を増やす処置(骨造成、GBR)が必要です。。

今回は一定の骨の厚みはあるため、インプラントと同時に骨造成を行う計画を立てました。

口腔外科専門医と歯科医師、アシスタントスタッフの5名で行います。

実際の処置中の画像です。

血などが苦手な方は見るの遠慮していただけたらと思います

インプラントを理想的なポジションと角度で埋めた状態です。

インプラントが骨に全周埋まっているのが必要なことですが、一部露出しているのが分かると思います。

この部分に骨を追加するため、吸収性の人工の膜を敷きます。

その部分を支えとし、人工骨で足りない部分を埋めていきます。

この後、しっかりと縫合し終了です。

処置後のレントゲン写真です。

インプラントが埋入されています。

実際に骨を足した部分は下の赤い部分です。

通常、骨のボリュームがしっかりある場合は骨とインプラントがしっかり結合するのに、3ヶ月程度待ちます。

その後被せ物の作製に移行しますが、今回は人工骨が自分の骨と馴染んで十分な強度を得るのに8ヶ月程度待つ必要があります。

術前のシミュレーションしていた部分と比較しても予定通りのポジションに埋入することができていると思います。

      

このように骨が少ないと実際にインプラントができなかったり、理想的な場所に入れることができない場合があります。

しかし、アズ歯科桶川院には口腔外科専門医が2名在籍し、様々な材料と専門的な技術により難しいケースにも対応しております。

お気軽にご相談ください。

 

治療期間 8ヶ月
治療費  ¥350,000 + tax(インプラント埋入まで)
治療のリスク 処置後腫れる可能性がある

 

 

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ノンクラスプデンチャー

歯を抜いたら入れ歯を作る必要があります。

 

もう一度噛めるようにするため、

見た目を改善するため、

周りの歯が移動しないようにするため、

など、入れ歯の役割はたくさんあります。

 

しかし、

「金具が見えてしまうのが嫌だなぁ」

「入れ歯をしていると思われたくない」

というお悩みをお持ちの方は少なくありません。

 

そんな時に最適なのが、

ノンクラスプデンチャーです。

 

クラスプとは金具のこと、デンチャーとは入れ歯のことです。

つまり、金具のついていない入れ歯、ということです。

 

実際の治療を見てみましょう。

 

 

歯周病のお悩みをお持ちの患者さんです。

 

上下の前歯が歯周病でグラグラになってしまっていました。

歯周病の治療をして残せる状態ではなく、

抜歯をしなければ周囲の歯にも悪影響が出てしまうため、やむなく抜歯をすることになりました。

 

 

抜歯後の見た目です。

前歯なので、歯がないことが目立ってしまいます。

 

周囲の歯はグラグラせず、しっかりしている状態なので、

その歯を支えにして入れ歯を作ることになりました。

 

ただし、金具が見えないような入れ歯にしたいというご希望がありました。

そこでオススメしたのがノンクラスプデンチャーです。

 

 

こちらです。

これは入れ歯を装着している状態です。

 

いかがでしょうか。

当時、前歯が歯周病で飛び出ていた見た目も改善しています。

ピンクの色の部分がバネのようになっており、隣の歯を支えにして使用します。

使い方は通常の入れ歯と同じです。

 

笑った時の写真です。

パッと見て入れ歯をつけているように見えないのがノンクラスプデンチャーの最大のメリットです。

また、金具よりも隣の歯にピッタリとハマるので、

すき間に食べ物がつまりにくいのも特徴です。

 

とくに前歯の入れ歯は金具があると光って目立ってしまうのですが、

この治療法を選択することでそのような入れ歯のデメリットを避けることができます。

 

もちろんインプラントやブリッジといった治療法を選択することも可能でしたが、

今回は患者さんと相談した上でノンクラスプデンチャーを選択することになりました。

 

インプラントやブリッジに比べ、

①手術をしたり歯を削ったりする必要がなく、侵襲が少ない

②抜歯後に歯ぐきの治癒を待って型取りするだけなので、治療期間が短い

③金属を使わないブリッジなどに比べて、治療費が安い

といったメリットがあります。

 

ただし、インプラントやブリッジよりも噛む力は劣ります。

また、入れ歯なので歯みがきの時に取り外したりする必要はあります。

 

それでも、メリットもたくさんある治療法なので、

気になる方はぜひ一度アズ歯科桶川院までご相談ください。

 

 

治療期間 2ヶ月
治療費  ¥80,000(1箇所あたり、部位や形によって異なります)
治療のリスク 割れる可能性がある

 

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日付:  カテゴリ:入れ歯(義歯), 症例集

 

 

 

再根管治療

左下の根管治療で他院からの紹介で来院された患者様です。

1度治療するも改善せず、抜歯もすすめられたとのことです。

レントゲン写真を撮影させていただき、調べてみると

後ろから3番目にある第一大臼歯の根の周囲に黒い像が確認できます。

より細かく見るためCT撮影も行いました。

根の周囲の骨が大きく吸収し、黒く見えるのがわかると思います。

これは根管治療が不十分であったり、歯自体に亀裂が入ったりすると細菌が根の先から出ていき、周囲の骨を溶かしている状態です。

再根管治療が必要な事、亀裂などがあれば抜歯になる可能性を説明し治療していきます。

 

根管治療について詳しくはこちら↓

https://www.as-dc.com/treatment/endo.html

 

マイクロスコープ、ラバーダムを使用していきます。

歯の内部の画像です。

薄橙色に見える部分は以前の治療で詰めてあるゴムの薬です。

この部分に感染源である汚れも含んでいるため全て除去します。

除去後の画像です。

材料を取り切ることで、やっと根の先端に器具を入れることが可能になります。

歯に亀裂などの問題点がないか慎重に確認しながら治療を進めていきます。

 

治療直後のレントゲン写真です。

根の先端までしっかり薬の詰め直しができました。

完全に骨が治癒してくるには時間がかかるため経過観察し、レントゲンでの確認を行います。

半年後のCT画像です。

   

治療前と比較します。

根の周囲の黒い部分が白くなってきているのが分かると思います。

骨が再生し硬さが増すため、白く写ってきます。

難易度の高い治療でしたがきれいに治すことができました。

しかし、根管治療を何度も受けている歯は歯の厚みが減っているため、今後割れてしまうリスクがあります。

そうならないよう定期的に噛み合わせの確認やレントゲンで周囲の組織の状態を確認していく必要があります。

他院では抜歯と言われてしまったケースでも対応できる場合があります。

アズ歯科桶川院までお気軽にご相談ください。

治療期間 6ヶ月
治療費  保険診療
治療のリスク 再発する可能性、歯が割れてしまう可能性がある

 

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日付:  カテゴリ:根管治療, 症例集

 

 

 

📷口腔内写真の大切な役割📷

皆さまこんにちは🌞

今回はアズ歯科でよく行っている口腔内写真についてお話したいと思います。

今までお口の写真を撮った経験が無く、アズ歯科で初めてお口の中の写真を撮ったと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「何のために撮ってるのかな?」「何か恥ずかしいな~🫣」なんて思っている方もいらっしゃいますかね?

そんな方や、少しでも疑問に思っている方に口腔内写真の必要性、大切さをお話しさせて頂きます。

当院で、まず1番初めに撮影するのが、何も手を加えていない初診時です。

この時に全体像が分かる様に5枚に分けて撮ります。

正面   

左側   

右側         

上                

                

 

初診時にどの様な状況だったのかという大切な記録となります。

この写真では、歯の並び、噛み合わせ歯肉の腫れ具合磨き残しなどの汚れ虫歯など様々なものを見る事ができます。

そして、患者さんご自身が自分のお口の中や歯を客観的に把握することが可能になり、問題点やその改善について正しい理解が生まれます。

百聞は一見にしかずで、どんなに言葉で説明するよりもやはり実際の画像を見た方が確実に分かりやすいものです。

 

また、初診時の他に治療途中に治療時の経過や状況をお伝えするために撮影します。   

  

         ↓

 

         ↓

 

  

虫歯の深さであったり、どのくらい自分の歯が残っているかなど一目で分かりますし、どんな治療をしているかも分かりやすいと思います。

これはアズ歯科の診療理念の一つである見える化なのです。歯科への関心が高まるといいなと願いながらお見せしております😌

ドクターは歯の治療で撮影しますが、衛生士達は歯周病治療時などに撮影します。

歯周病は汚れがキレイになっていくと改善していきますのでその経過を撮るのです📷

 → 

 

歯石が取れて歯ブラシも上手く行くと赤く腫れてた歯茎が改善していきます。

歯石が取れてキレイになったり、腫れた歯茎が治った様子を写真でしっかり確認できると歯周病治療の意味や必要性も理解しやすいですし、歯ブラシのモチベーションも上がるものです。

病気が改善されてるのかどうなのか曖昧なままですとヤル気も出ませんよね😑

他には、メンテナンス時にも撮影します。これは規格写真で、毎回同じ大きさ、角度などにこだわって正面、左、右、上、下の5枚撮影します。これを経時的に撮ることで肉眼では見落としてしまいそうな変化を確認できたり、記録できたりします。

お口の中で何か変化が起きた時など、過去を振り返って見ることができるのですごく役立ちます✨

この様に口腔内写真は様々な役割を果たしてくれてアズ歯科では無くてはならないものの一つなのです。

ちなみにですが、この口腔内写真、、、撮影するの難しいんです。

カメラは重いですし、鏡をお口の中に入れたり、ピントを合わせて一発で撮っていくのはけっこう技術が必要なのです📷訓練しないと撮影できないんですね😌下手な写真はお見せできませんしねぇ🦷

そんなことも加味していただきながらこれからも撮影にご協力いただき、興味を持って写真を見ていただければと思います🦷📷

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日付:  カテゴリ:歯科コラム

 

 

 

お盆期間中の診療について

お盆期間中も当院は昼休み無しで毎日休まず診療を実施しております。

診療時間はカレンダー通りとなりますので、

平日:9:00~19:00

土日祝;9:00~17:00

です。帰省中の口腔内のトラブルなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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マウスピース矯正(下顎のみ)

下の歯の歯並び相談で来られた患者様です。

前歯にがたつきがあり、歯磨きも難しく気になるとのことです。

初診時の写真です。

下の前歯にあるがたつきは、歯を削って被せることで見た目を治すことはできますが、かなり多くの部分削る必要があるためあまりおすすめはできません。

また、上の歯並びはきれいで特に問題はないため、歯並びを改善するには下顎だけの矯正で対応が出来そうな旨を説明しました。

審美的な点と歯の動かす量から考慮し、今回はマウスピース矯正で対応することになりました。

初めに型取りを行いマウスピースを作製し、歯の表面にマウスピースの力が加わりやすくなるようにアタッチメントと呼ばれる白い装置を取り付けます。

今回はマウスピース15枚で終了する治療計画を立てました。

ここから1週間から10日程度でマウスピースを交換してもらい、適切な力で歯を動かしていきます。

3枚目まで進んだ段階です。

10枚目終了時。

治療終了時です。

歯がきれいに並び、歯磨きも楽になったと大変喜んでいただけました。

治療前後で比較します。

歯のがたつきが多い場合、歯を抜いたり、歯を少し削ったりして周囲の歯との隙間を作らないといけない場合もあります。

今回は歯の動かし方に注意し、自分の歯自体には何もせずに並べることができました。

またマウスピースで実際に歯を動かしたのは5ヶ月ほどで、マスクでの生活のため周りの人に気づかれないうちに終わりました。

 

ケースによって難しい場合もありますが、短い期間で終わらせることができるのもマウスピース矯正のメリットです。

ワイヤーでもマウスピースでも様々なケースの矯正に対応しております。

アズ歯科桶川院までお気軽にご相談ください。

治療期間 5ヶ月
治療費  ¥350,000
治療のリスク 歯が後戻りする可能性がある、適応範囲が限られる

 

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日付:  カテゴリ:症例集, 矯正治療

 

 

 

歯根端切除術(外科的歯内療法)

根尖性歯周炎という病気はご存知でしょうか。

 

歯周炎の中でも、根の先から拡がるタイプなので、

通常の歯周炎の治療では治せません。

 

いわゆる根の治療、神経の治療といわれる治療(根管治療)が必要です。

 

しかし、

根管治療だけでは治らない場合があるのです。

 

そんな時に必要な治療が、

歯根端切除術(しこんたんせつじょじゅつ)

もしくは、

外科的歯内療法(げかてきしないりょうほう)

と呼ばれる治療です。

 

 

以前、根管治療後に差し歯にした歯が、

また腫れてきて痛いというお悩みの患者さんです。

根元の歯ぐきが赤く腫れているのがわかります。

 

レントゲン写真です。

根元の骨が炎症により溶けてしまっています。

実は、以前に歯根端切除術を受けたことがあるということで、

根の先端を削った跡が見えます。

今回は、その部分に病気が再発していることがわかりました。

 

 

まずは、通常の根管治療を始めます。

差し歯を外して、根管内をキレイにします。

 

新しい土台を作って、歯の内部の治療は終了です。

 

根の先端が以前の治療で壊れてしまっているので、

新しい詰め物をピッタリ詰めることができません。

 

仮歯をつけたところです。

まだ根元の歯ぐきは赤く腫れており、歯周炎は治っていません。

 

元の根の形が維持されていない場合、

再治療の成功率は40%程度といわれています。

 

なぜ成功率が低いのかというと、

・根管の形が不規則である

・根の先端に枝分かれした根管がある

・以前の治療で根管の形がわるくなってしまっている

などの理由があります。

 

もし再治療をしても腫れが治らなければ、

炎症は拡大してしまうため、

やむなく抜歯を勧められる場合もあるかもしれません。

 

しかし、

歯根端切除術をすることで、

歯を抜かずに治せる場合があるのです。

 

どんな治療なのでしょうか。

 

 

簡単に説明すると、

病巣内の根の先端を切り取る手術です。

 

この部分に病気が治らない原因があるから手術で取ってしまおうというものです。

 

 

 

実際はこんな感じです。

先ほどまで見ていた患者さんの手術の様子です。

根の先端をとり、そこに薬を詰めています。

 

病巣内のブヨブヨした感染組織も取り出します。

 

手術した直後のレントゲン写真です。

根の先端の骨がなくなっているので黒く見えます。

 

半年後のレントゲン写真です。

根の先端の黒い部分が少しぼやけてきました。

根尖性歯周炎が治ってきているのです。

 

CTで見た断面です。

治療前は根の周りに黒い病巣が見えますが、

 

治療後は骨が治ってきて、

すっかり良くなっているのがわかります。

 

手術後1年たった時のレントゲン写真です。

根の先の黒い病巣がなくなり、根尖性歯周炎が治癒しているのがわかります。

 

歯ぐきの赤み、腫れもすっかり治りました。

もちろん痛みもありません。

 

いかがでしたか?

 

本日は、通常の根管治療では治らない病気に対するアプローチ、

歯根端切除術(外科的歯内療法)についてのお話でした。

 

「根の治療をしても治らないと言われた」

「抜歯は避けたい、他に方法がないか気になっている」

「前に治療したところがまた腫れてきた」

 

気になる方はぜひ一度ご相談ください。

 

 

治療期間 8ヶ月
治療費  保険治療
治療のリスク 再発する可能性がある、適応範囲が限られる

 

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日付:  カテゴリ:根管治療, 症例集

 

 

 

AS DENTAL CLINIC.
日本歯科医療評価機構

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第三者機関に依頼して
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当院には患者様の個人情報は
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是非、たくさんのお言葉をお寄せ下さい。

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当院について、お気づきになられた点などがございましたら、何でもお気軽にご意見をお寄せください。