あなたの前歯はどのタイプ?
鏡の前で「いーっ」ってしてみてください。
歯をみがく時、なんとなく前歯を見ているとは思いますが、
今日は、前歯の重なり具合を確認してみてください。
じつは、上下の前歯の位置関係によって4つのタイプに分けることができます。
① 下の前歯が上の前歯に少し隠れている
② 下の前歯と上の前歯が当たらない
③ 下の前歯が上の前歯に隠れて見えない
④ 下の前歯が上の前歯より前に出ている
さて、あなたはどのタイプでしたか?
この中で、とくに心配のないタイプは、
①の方、だけなのです。
残りの②、③、④のタイプの方は、
歯ならびに関して、、、要注意です。
上下の前歯が、①のような理想的な位置関係にない場合、
本来、前歯が担うべき正常な機能を果たさなくなってしまうのです。
そうなると、どういった影響が出てくるのでしょうか。
じつは、奥歯にわるい影響が出やすいのです。
上下の前歯がちゃんと当たっていないということは、
結果として、
奥歯の負担が増えてしまうため、
奥歯が欠けたり、
奥歯の詰め物が取れたり、
奥歯がすり減ったり、
奥歯の歯茎が腫れたり、
奥歯が痛くなったり、、、
そのため、歯ならびをそのまま放置して、
奥歯のわるくなっているとこの治療だけ続けても、
しばらくしたら、またべつの奥歯がわるくなって、、、
その繰り返しになってしまうパターンが多いのです。
「気づいたら奥歯ばかり治療を受けているなぁ」
と思い当たる節のある方は、
一度ちゃんとお口の中全体を見てもらってください。
奥歯がわるくなっている原因は、
奥歯の歯みがき不足だけじゃないかもしれません。