奥歯のインプラント

自分の歯で噛んでいる感覚

桶川の歯医者|アズ歯科 桶川院

few奥歯のインプラントについて

奥歯のインプラントについて

インプラント治療は、事故や虫歯などで失ってしまった歯を補うためのものおよびその治療方法のうちのひとつです。

自分の顎の骨に器具を差し入れ、その上に人工の歯をかぶせることで歯を補おうとするのがインプラント治療の考え方です。

インプラントは、入れ歯などとは異なり、「自分の歯で噛んでいる感覚」をしっかりと味わうことができるものです。また審美面から見ても非常に優れているため、歯を補いたいと考える人のうちの少なくない数が、これを選んでいます。ただしインプラントは、入れ歯などとは異なり、保険が適用されないというデメリットもあります。

今回はこの「インプラント」と「奥歯」を掛け合わせて、「奥歯にインプラント治療を行うことのメリットと、その注意点」について解説していきます。

奥歯のインプラント、
そのメリットについて

奥歯のインプラント、そのメリットについて

失ってしまった奥歯をインプラントで補うことには、いくつかのメリットがあります。

  • 噛み合わせが良好になる
  • 発音しやすくなる
  • 物を噛んだ時の違和感が少ない

ひとつずつ見ていきましょう。

  • 1

    噛み合わせが良好になる

    「奥歯」は、噛み合わせを考えるうえで非常に重要な部分です。奥歯の高さのバランスが悪いと違和感を覚えやすくなるだけでなく、フェイスラインが崩れやすくなる可能性があります。また、それのみならず、頭痛や肩こりなどの身体の不調を招くこともあります。
    このようなことから「奥歯が抜けた状態」をそのままにしておくことはもちろん、「噛む力が落ちてしまう選択肢を選ぶこと」は、人体に対して大きなマイナスだといえます。失った奥歯を補うことは入れ歯やブリッジでもできますが、「良好な噛み合わせ」「より良い噛み合わせ」を得たいと考えるのならば、自分の歯と同じように扱えるインプラントが望ましいといえます。

  • 2

    発音しやすくなる

    「しゃべること」「声を発すること」は、多くの人にとってごく日常的なことです。そして人は、しゃべる時にどの歯が使われているのかを意識することはほとんどありません。
    しかし実は、奥歯はこの「しゃべるときの発音」に大きな影響を与えている箇所です。奥歯がないと、特に「イ」を母音に持つ言葉(「き」・「し」・「ち」など)の発音がしにくくなります。しかしインプラントを入れることで、このような発音の問題は解決できます。

  • 3

    物を噛んだ時の違和感が少ない

    食べ物を口に入れたとき、私たちは歯を使ってそれを咀嚼します。もう少し詳しくお話しすると、まずは食べ物を前歯で噛み切り、その後で奥歯(「臼歯」)を使って食べ物をすりつぶした後で、食べ物を飲み込むことになります。
    「しゃべること」と同様、普段は意識することのあまりない「咀嚼」という行為ですが、実はこのような一連の流れをとっているのです。ここからも分かる通り、「物を噛み、飲み込むこと」において、奥歯はとても大切な役割を果たしています。

    「咀嚼」に注目をするとき、歯を失ったときにとれる選択肢のなかで、インプラントがもっとも有効だとされています。インプラントは顎の骨に直接器具を打ち込み、それを支えにして人工歯を取り付ける方法であるため、自分の歯とほぼ変わらない咀嚼能力を発揮することができるのです。

奥歯のインプラントを検討する場合の注意点

失った奥歯をインプラントで補うことには、多くのメリットがあります。しかしどのような治療方法であっても、そこにはメリットとデメリットがあります。ここからは、「奥歯にインプラントを入れることの注意点」について解説していきます。

発音の問題は、基本的には入れ歯などでもある程度解決できる

「奥歯にインプラント治療を施すことで、発音が明瞭にできるようになること」はすでに述べました。

ただ、これは「インプラントにしなければ、発音が明瞭にできない」とイコールではありません。奥歯を失ったままにしておくとたしかに発音面で不具合は出るものの、実はインプラントではなく入れ歯やブリッジでもフォローすることは可能です。

たしかに入れ歯などはしゃべっているときに外れる可能性はあります。しかしインプラントは、原則として保険適用となる入れ歯とは異なり、保険適用外の治療方法です。つまり、インプラントの方が入れ歯よりも高額なのです。インプラントにするか入れ歯にするかは、この「値段の高さ」と「外れる可能性」を天秤にかけたのちに冷静に判断しなければなりません。

奥歯は人目につきにくく、
審美面でのメリットが薄い

インプラントは審美面から見たときに、非常にメリットの多いものです。見た目で人工の歯だと見抜かれることはほぼありませんから、「口元の美しさ」を求める人には非常におすすめの選択肢です。

ただ、奥歯は前歯などとは異なり、あまり人の目につくことはありません。特に一番奥の歯の場合、大きく口を開けても、唇に隠れてしまう人も多いといえます。「人から見たときに美しく見える歯を手に入れたいから、インプラントという選択肢を考えている」という人は、このあたりも考慮した方がよいでしょう。

まずはご相談ください

歯の健康は全身の健康にも関わってきますから、失った歯は早急になんらかの手段で補う必要があります。特に奥歯は、発音やかみ合わせ、咀嚼に大きな影響を与えます。

このような部位である奥歯を失ったとき、「インプラント」という選択肢があることは覚えておくべきでしょう。インプラント以外の選択肢として「入れ歯」なども挙げられますが、インプラントは、奥歯を失った際に衰えることになる咀嚼力をもっとも的確に補う方法です。また、噛み合わせのバランスを取ることにも役立つ方法ですし、インプラントを入れることで、空気のヌケを防いで発音がきれいにできるようになります。

いずれにせよ、「インプラントを入れるか、それ以外の方法を選択するか」の判断は、患者様お一人おひとりの判断にゆだねられます。アズ歯科では患者様のご希望やご質問をしっかりお聞きし、適した選択肢を提案していきます。まずはご相談ください。

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